ワーキング・ホリデー制度
ワーキング・ホリデー制度は、二国間の協定に基づいて、最長1年間異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために付随的に就労することを認める特別な制度です。本制度は、両国の青少年を長期にわたって相互に受け入れることによって広い国際的視野を持った青少年を育成し、ひいては両国間の相互理解、交友関係を促進することを目的としています。
■対象
日本国籍の日本に在住している18歳から30歳までの人(一部の国は18歳から25歳まで)
■対象国
オーストラリア(1980年12月1日開始)
ニュージーランド(1985年7月1日開始)
カナダ(1986年3月1日開始)
韓国(1999年4月1日開始)
フランス(1999年12月1日開始)
ドイツ(2000年12月1日開始)
イギリス(2001年4月16日開始)
アイルランド(2007年1月1日開始)
デンマーク(2007年10月1日開始)
台湾(2009年6月1日開始)
香港(2010年1月1日開始)
■特徴
この制度は、観光ビザ、留学ビザ、あるいは就労ビザとは異なった、 若い人向けの特別な渡航のためのものです。 どこに滞在し、どこを観光するか、旅行はどうするのかなど、 自分一人で考え、行動することが求められます。 そして、ワーキング・ホリデービザは滞在資金を現地でのアルバイトで補うことが 認められている点が、他のビザとは大きく違う特色です。 もちろん、制度の主旨として仕事を主たる目的とすることは出来ません。 また、各国ともビザの発給は一生に一度で、人数制限のある国もあります。
■ワーキング・ホリデー・ビザ発給数推移
■ワーキング・ホリデー協定締結国と開始時期

長年海外渡航者のお手伝いをしてきた当社では悲しい重大事故や残念な事故に接してきました。
当社の取扱の中でも、1000万円を超える治療・救援費の支払いが出るケースも、年に数件あるのが現実です。
治療費の金額が低いと、その場で治療が継続できなくなるなどの事態もありえます。
やはり治療・救援費用の金額はできるだけ高く設定しておくべきでしょう